みなさん、こんにちわ。

娘が可愛すぎて完全に溺愛してしまっている福嶋 豊(ふくしま ゆたか)です。

娘の名前は夢(ゆめ)というのですが、これは妻と結婚する前、それこそ私が18歳のころから決めていた名前なんです。

名前の由来はストレートに『夢を持ってもらいたい!』ってゆー想いからなのですが、結婚して10年間子宝に恵まれることはありませんでした。

半ばあきらめかけていたころにやっと授かった子ども。そりゃあ、妻から妊娠の報告をもらった時には震えましたね。

目に入れても痛くないとはまさにこのことなんだと実感するほどの溺愛ぶり。本当に可愛くて仕方がありません。

それから4年後。息子が生まれました。名前は譲(ゆずる)といいます。

名前の由来は『相手を思いやる気持ち、謙虚な心をもってもらいたい!』という想いからです。

自分が好きになったせたな町です。子どもたちにも好きになってもらいたいと思います。

都会に出ても構いません。とゆーよりは、ぜひ都会に出ていって5年、10年は経験を積んでもらいたいかな。

それからせたな町に戻ってきてまた一緒に楽しんでいけたらサイコーだなぁなんて思いをはせる今日この頃。

さてさて、そろそろ本題に入りましょう。

先にお聞きしたいのですが、みなさんは地域おこし協力隊ってゆーのをご存じでしょうか?

「よくわからないけど都会のほうからきて何だかやっていって気づいたら居なくなってた。」

実際はこんなイメージではないでしょうか?

まぁ、大体そんな認識で間違っていないと思います。

制度についてはあまり細かいところまでここで説明しても伝わりにくいでしょうから大まかに内容をまとめてみますね

もし、詳しく知りたいって方は総務省のサイトを見てもらったらと思います。

1.趣旨 人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を誘致し、その定住・定着を図ることは、都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化にも資する取組である。

2.概要 自治体が都市住民を受け入れ、地域おこし協力隊員として委嘱し、一定期間以上、農林漁業の応援、水源保全・監視活動、住民の生活支援などの各種の地域協力活動に従事してもらいながら、地域への定住・定着を図る。

3.隊員 隊員は、おおむね1年以上3年以下の期間、地方自治体の委嘱を受け、地域で生活し、農林漁業の応援、水源保全・監視活動、住民の生活支援などの各種の地域協力活動に従事する。

4.経費 隊員の活動経費は国から自治体へ特別交付税として支払われる。1人あたり480万円を上限(うち報償費等については280万円を上限、報償費等以外の活動に要する経費については200万円を上限)とする。

5.助成 任期2年目から任期終了後1年以内に地域おこし協力隊員としての活動地と同一市町村内で起業する者又は事業を引き継ぐ者の起業・事業承継に要する経費については、当該者1人あたり100万円を上限とする。

ざっくりといえばこんな感じでしょうかね。

(あくまでも国の推進要綱ってことですが・・・)

私自身はめちゃくちゃメリットのある制度だと感じているんですよ。

自治体にとっては都市圏から意欲のある人材を負担なしで雇用することができますし、定住にまでつながれば普通交付税の算定基礎となる人口の増加にも寄与します。また、隊員が任期満了後に就業する形をとられるようであれば事業者にとっては新たな労働力の確保につながる可能性もでてきます。

一方で隊員にとっても任期中は自治体に雇用されながらも任期後の定住に向けた準備ができたり、任期後の起業時に助成金を得られるというメリットがあるんです。

私の場合はせたな観光協会へ派遣という形で三年間従事(3年目は定住・企業の準備期間としてフリーで活動)させていただきました。

各イベントごとの準備から観光協会の会計処理など様々なことを学ばせていただきました。2年目からはコロナ禍となり、イベントのほとんどが中止となってしまいましたが、会員の事業者さんの申請をお手伝いさせていただいたり、せたな割の要綱を作成するなど普通の企業に勤めていては中々できない経験もさせていただき、その後の起業、定住とこぎつけることができました。

それもその時に事務局長をされていた方がちょっと変わった方だったということもあったのかもしれません。

普通だったら過去をその通りになぞるだけってのが一番楽なはずなんですけど、その事務局長は改革派だったのか、隊員の意見を聞いてそれが良い内容だと思えば取り入れてくださいました。

本当は新たなことを生み出したり、過去から変化していくってことは面倒なことなのかもしれませんが、積極的に変化を受け入れていました。

その事務局長は当時住ませていただいていた家の2軒隣のご近所さんだったということでご縁あって、今でも公私ともに気にかけていただき、大変お世話になっております。

そーいえば、任期中に役場の職員から聞いていた話ですと、3年の任期満了後に定住する隊員としては私が初めてというから驚きましたよ。(同年に隊員となった方で2年で任期を切り上げ定住まで結びついた隊員はいるようです。)

ちなみに私が任期満了となった令和3年の総務省の報道資料を見ると、『任期終了後、およそ65%の隊員が同じ地域に定住。』とありました。また、私が過去に調べた内容には『地域に馴染めない。』という理由で辞めていく方が多いとあったのですが、せたな町はウェルカムな方々が多くて、とても興味を持って接してくださる方が多いと感じているんですけどね。

今までも隊員の受け入れをしているにも関わらず、なぜ定住にまで結びついた隊員が2名しかいないんでしょうかね?

不思議なもんですねぇ。

いやぁ、まったく不思議なもんです。

さ~て次回のふくしまさんは、

自己紹介その4 『起業しました!』です。